【保存版】デザイン相場|フリーランスの時間単価と案件別目安7選

目次

フリーランスのデザイン料金が決まる仕組みと基本知識

デザイン料金の適正価格を知ることは、フリーランスとして長く活動するために最も重要な要素です。

ここでは制作にかかる作業工数やスキルの反映方法、クラウドワークスやココナラといったプラットフォームと直接契約の相場の違い、さらに地域差について解説します。

仕組みを正しく理解して、納得感のある料金設定を行いましょう。

デザイン制作にかかる作業工数と付加価値の考え方

作業工数とは制作に要する時間や労力であり、付加価値とは成果物がクライアントにもたらす利益や効果のことです。

例えば、単に手を動かす5時間だけでなく、リサーチやコンセプト設計にかかる2時間も含めて見積もることで、デザインの品質が担保されます。

工数と価値を明確にして、安売りを防ぎます。

相談者

デザインの価値をどうやって金額に反映させればいいの?

編集長

付加価値はクライアントの売上貢献度やブランド力向上などを基準に、基本工数に上乗せして算出します。

作業時間だけでなく、提供する価値に対価を求めます。

スキルや実績に応じた料金ランクと変動要因

料金ランクとは、デザイナーの経験年数や実績に応じて設定される単価の基準です。

実務経験が3年未満の初心者は時給換算で2,000円程度ですが、5年以上の経験者は5,000円以上、さらにアートディレクションも可能な上級者は10,000円以上になることも珍しくありません

自分の市場価値を客観的に判断してランクを決めます。

相談者

自分のスキルレベルはどのように判断すればいいの?

編集長

過去の実績数やクライアントの評価、対応可能な領域の広さを客観的に分析して判断します。

スキルアップに合わせて定期的に単価を見直します。

クラウドワークスやココナラと直接契約の相場差

クラウドワークスやココナラなどのプラットフォームでは手数料が発生するため、直接契約と比べて手取り額に大きな差が生じます。

プラットフォームの手数料が20%かかる場合、直接契約で10万円の仕事と同じ手取りを得るには、12万5,000円で見積もる必要があります

手数料分を考慮した価格設定が不可欠です。

相談者

手数料分をクライアントに上乗せして請求してもいいの?

編集長

プラットフォームを利用する安心感や利便性の対価として、手数料込みの金額を提示するのが一般的です。

手取り額を基準に見積額を逆算して提示します。

東京と地方など地域によるデザイン料金の違い

デザイン料金には地域差があり、物価や企業の予算感によって相場が変動します。

一般的に東京都内の案件は地方と比較して20%〜30%ほど単価が高く設定されており、大阪や愛知などの大都市圏も東京に近い水準です

クライアントの所在地に合わせて柔軟に調整します。

相談者

地方在住でも東京の相場で仕事を受けていいの?

編集長

オンラインで完結する案件であれば、居住地に関わらずクライアントの地域の相場で受注します。

相手の地域の相場感をリサーチしてから見積もりを出します。

フリーランスデザイナーの時間単価と時給設定の目安

時間単価を適切に設定することは、フリーランスとしての収入を安定させるために不可欠なステップです。

ここでは初心者から上級者までの具体的なシミュレーション、年間目標収入からの計算式、そして実作業以外の時間管理について解説します。

根拠のある数字を持って交渉に臨みましょう。

初心者から上級者までの時間単価シミュレーション

時間単価とは、1時間の作業に対してチャージする金額のことで、見積もりの基礎となります。

例えば、Webデザイン案件で中級者が10時間作業する場合、時間単価5,000円であれば50,000円が見積もり金額の目安となります

自分のレベルに合った単価を知ることが重要です。

相談者

自分のレベルに合った時間単価がわからなくて不安だわ

編集長

まずは市場相場の中間値を設定し、実績を積みながら徐々に上げていくのがおすすめです。

迷ったときは中級レベルの単価を参考に調整します。

年間目標収入から算出する時給の計算式

生活費や経費、将来の貯蓄などを考慮した年間目標収入から逆算して、必要な時給を割り出します。

年収500万円を目指す場合、年間稼働日数を240日、1日6時間の稼働と仮定すると、時給は約3,500円が必要と計算されます

目標達成のために必要な単価を把握します。

相談者

計算した時給が高すぎて仕事が取れない場合はどうするの?

編集長

その場合は作業効率を上げて短時間で納品するか、より高単価な案件獲得に向けたスキルアップを目指します。

算出した時給は最低ラインとして意識します。

デザイン業務に含まれる実作業以外の時間管理

フリーランスには、デザイン制作などの実作業以外にも、営業や事務処理、スキルアップのための学習時間が必要です。

一般的に、収入を生み出す実稼働時間は全体の労働時間の60%程度と言われており、残りの40%は直接お金にならない時間となります

全ての時間をコストとして認識して単価に反映させます。

相談者

実作業以外の時間もクライアントに請求していいの?

編集長

直接請求はしませんが、非稼働時間のコストも賄えるように時間単価を高めに設定しておきます。

見えないコストも含めてデザイン料金を設定します。

【保存版】デザイン相場|フリーランスの時間単価と案件別目安7選

案件ごとの相場を正しく把握することで、クライアントに対して自信を持って適正な見積もりを提示することが可能になります。

ここではロゴ、Web、DTPなど主要なデザイン案件の相場を詳細に網羅します。

それぞれの特性を理解して、適切な価格を提示しましょう。

ロゴデザインや名刺などブランディングツールの相場

ブランディングツールとは、企業の顔となり長く使用される重要なデザイン資産のことです。

ロゴデザインは30,000円から200,000円と幅が広く、提案数や修正回数、コンセプト設計の深さによって金額が大きく変動します

権利関係の取り扱いも含めて価格を決定します。

相談者

ロゴのデザイン料ってどうやって決めればいいの?

編集長

使用期間が長く企業の利益に直結するため、作業工数だけでなく広告効果も加味して高めに設定します。

著作権譲渡の有無を必ず確認して見積もります。

バナー作成や画像加工の単価と依頼時の注意点

バナー作成は、Web広告やSNS運用において頻繁に発生する需要の高い案件です。

静止画バナー1点あたり3,000円〜15,000円が一般的ですが、リサイズ展開やABテスト用の複数パターン制作を含めると総額は上がります

まとめて依頼を受けることで単価交渉を有利に進めます。

相談者

バナー1点だけで依頼された場合はどうすればいいの?

編集長

少額案件は事務コストの割合が高くなるため、最低受注金額を設けるか単価を高めに設定します。

セット割引などを提案して発注数を増やします。

Webデザインやランディングページの制作料金

Webデザインランディングページ(LP)制作は、構成案の作成からデザイン、コーディングまで多岐にわたる工程を含みます。

LP制作全体の相場は150,000円〜600,000円程度で、レスポンシブ対応やアニメーション実装の有無によって金額が加算されます

作業範囲を明確にしてトラブルを防ぎます。

相談者

コーディングもできると単価は上がるの?

編集長

デザインと実装をワンストップで提供できるため、外注費を削減でき、その分を自分の報酬として上乗せできます。

スマホ対応(レスポンシブ)は標準仕様として見積もります。

WordPress構築やECサイト制作の規模別費用

WordPressなどのCMS構築やECサイト制作は、システムの実装やセキュリティ対策が必要な高度な案件です。

小規模なコーポレートサイトのWordPress化でも150,000円〜800,000円、ECサイトであれば300,000円〜1,500,000円が相場となります

納品後の保守運用費も視野に入れて提案します。

相談者

構築後のメンテナンス費用はもらえるの?

編集長

月額の保守管理契約を結ぶことで、プラグインの更新やバックアップ対応の対価を継続的に得られます。

初期費用だけでなくランニングコストについても説明します。

チラシやパンフレットなどDTPデザインの価格

DTPデザインは、チラシやパンフレットなどの印刷物を制作する専門的なスキルを要する分野です。

A4チラシ片面のデザイン費は20,000円〜50,000円、三つ折りパンフレットなら40,000円〜100,000円が相場の目安です

印刷会社への入稿データ作成料も忘れてはいけません。

相談者

印刷の手配まで頼まれたらどうすればいいの?

編集長

印刷代行手数料として印刷実費の10%〜20%を上乗せして請求し、入稿トラブルのリスクヘッジにします。

文字校正の責任範囲を明確にしておきます。

フリーランスデザイナーの時間単価と時給設定の目安

適正な見積書を作成するためには、自分の作業に対する時間単価を明確に設定することが最も重要です。

ここではスキルレベルに応じた時間単価シミュレーションや目標年収からの計算式、実作業以外の時間管理について解説します。

クライアントに根拠ある金額を提示するために、自身の基準となる数字を確立します。

初心者から上級者までの時間単価シミュレーション

時間単価とは、1時間のデザイン業務に対して発生する基本料金を指し、スキルの指標となります。

東京都内の相場において、実務経験3年程度の中級フリーランスデザイナーであれば時給4,000円以上を設定するのが一般的です。

相談者

実務経験はあるけれど、自分のスキルで単価を上げていいのか不安になるわ

〈実績とスキルに見合った価格設定は、プロとして正当な権利です。

ポートフォリオや過去の成果を整理して、自信を持って提示しましょう。

市場相場を理解した上で、自分のスキルに見合った適正価格を設定します。

年間目標収入から算出する時給の計算式

適正な時間単価は、生活費や事業運営に必要な経費を含めた年間目標収入から逆算して導き出します。

例えば、フリーランスとして年商600万円を目指し、年間稼働時間が1,200時間の場合、設定すべき時給は5,000円です。

相談者

実際の稼働時間が読めなくて、計算通りの収入になるか心配だわ

〈営業や事務作業も含めると、制作に充てられる時間は意外と少ないものです。

稼働率を60〜70%程度と低めに見積もり、単価を高めに設定してリスクヘッジします。

目標達成に必要な単価を数値化することで、安請け合いによる消耗を防ぎます。

デザイン業務に含まれる実作業以外の時間管理

デザイン制作の料金には、IllustratorやPhotoshopを操作する時間だけでなく、周辺業務の工数も漏れなく含めます。

ヒアリング、リサーチ、素材選定、クライアントとのメール対応などの時間は、プロジェクト全体の20〜30%を占めるケースが多いです。

相談者

メール返信やリサーチの時間まで見積もりに入れてもいいの?

〈もちろんです、プロとして稼働している時間はすべてコストと考えます。

項目として明記しにくい場合は、想定工数に上乗せして時間単価で回収しましょう。

目に見えない作業時間もすべてコストとして捉え、対価を確保します。

【保存版】デザイン相場|フリーランスの時間単価と案件別目安7選

デザイン料金の相場を知ることは、適正価格での受注と利益の最大化に直結します。

案件ごとの単価目安を一覧表にまとめましたので、見積もり作成時の根拠として活用してください。

ここではフリーランスデザイナーが扱う主要な7つのカテゴリーについて、具体的な金額と見積もりの注意点を詳しく解説します。

自分のスキルセットと照らし合わせながら、適正な価格設定を行いましょう。

ロゴデザインや名刺などブランディングツールの相場

ブランディングツールとは、企業の理念や価値観を視覚化し、顧客にイメージを定着させるためのデザインのことです。

フリーランスの場合、ロゴデザインは30,000円から200,000円、名刺デザインは5,000円から30,000円程度が一般的な相場となります。

相談者

著作権の譲渡費用はどのように請求すればいいの?

〈著作権譲渡料は、制作費と同額かその50%〜100%程度を上乗せして請求するのが一般的です。

契約書に「著作権譲渡料を含む」と明記し、トラブルを防ぎましょう。

ロゴや名刺は長く使われる資産であるため、制作費だけでなく権利関係の費用も含めて見積もることが重要です。

バナー作成や画像加工の単価と依頼時の注意点

バナー作成とは、Web広告やSNSプロモーションで使用するクリックを目的とした画像広告の制作を指します。

静止画バナー1点あたり3,000円から15,000円が相場ですが、サイズ展開やリサイズ作業が含まれる場合は追加費用が発生します。

相談者

サイズ違いを複数頼まれたら、割引したほうがいいの?

〈基本デザイン費を定めて、リサイズ展開は作業工数に応じた安価な単価設定で提案します。

すべて同じ単価で計算すると高額になりすぎるため、セット価格を提示しましょう。

短納期になりやすい案件ですので、特急料金をあらかじめ設定しておくことで無理なスケジュールを防げます。

Webデザインやランディングページの制作料金

ランディングページ(LP)とは、商品の購入やお問い合わせなど特定のコンバージョンを達成するために設計された縦長のWebページです。

構成案の作成からデザイン、コーディングまで含めると、150,000円から600,000円ほどの予算感となり、フリーランスの主力案件といえます。

相談者

スマホ対応(レスポンシブ)は別料金にするべき?

〈現在はスマホ閲覧が主流ですので、基本料金にスマホ対応を含めたセット価格で見積もります。

PCデザインのみで良いという稀なケースのみ、減額対応するとスムーズです。

Web制作は修正回数が増えやすいため、3回目以降の修正は有料とする旨を見積書に明記してください。

WordPress構築やECサイト制作の規模別費用

WordPress構築とは、世界で最も利用されているCMS(コンテンツ管理システム)を導入して更新可能なWebサイトを作ることです。

小規模なサイトなら150,000円からですが、EC機能やカスタム投稿タイプを実装する場合は800,000円以上になることも珍しくありません。

相談者

後から「ここも直して」と言われないか不安です

〈納品後の保守運用費として月額10,000円〜30,000円の契約を結ぶことを推奨します。

更新代行やバグ対応を定額にすることで、安定した収入源にもなりますよ。

システムが絡む案件は予期せぬエラーが発生することもあるため、テスト期間を含めた工数で見積もりを算出します。

チラシやパンフレットなどDTPデザインの価格

DTPデザインとは、チラシやカタログなど印刷して使用する媒体のデータを作成する業務です。

A4チラシの片面デザインであれば20,000円から50,000円、パンフレットなどのページ物は1ページあたり15,000円から40,000円を目安にします。

相談者

印刷会社への入稿作業も料金に含まれるの?

〈入稿データの作成まではデザイン費に含みますが、入稿代行や色校正の確認は別途管理費を頂きます。

印刷トラブルの責任範囲を明確にするためにも、入稿代行費を設定しましょう。

印刷物は一度刷ってしまうと修正が効かないため、最終確認の責任はクライアントにあることを契約段階で合意しておきます。

UI UXデザインやアプリ画面設計の工程別単価

UI/UXデザインとは、ユーザーがアプリやサービスを快適に利用できるように画面遷移や操作性を設計することです。

画面単位での見積もりが多く、1画面あたり10,000円から50,000円、全体設計を含めると500,000円を超える案件になります。

相談者

開発エンジニアとの連携作業はどう見積もる?

〈実装時のデザイン確認や素材書き出し作業は、「デザイン管理費」として全体の10〜20%を上乗せします。

コミュニケーションコストを考慮しないと、時給が大幅に下がってしまいます。

見た目の美しさだけでなく使いやすさが評価される分野ですので、ロジカルな説明ができると単価アップにつながります。

動画編集やモーショングラフィックスの制作費

モーショングラフィックスとは、ロゴやイラストに動きをつけて視覚的なインパクトを与える映像表現のことです。

YouTube用の簡易編集なら10,000円程度からですが、広告用の高品質な動画制作では300,000円以上の予算が動きます。

相談者

修正依頼が何度も来て、終わりが見えません

〈動画はレンダリングに時間がかかるため、修正は「初校後の2回まで」と厳格に制限しましょう。

大幅な構成変更は追加料金が必要であることを事前に伝えておきます。

動画市場は拡大傾向にあり、静止画デザインとセットで提案することで案件単価の底上げが期待できます。

正確な見積書の作成方法とトラブルを防ぐ交渉術

見積書は単なる金額の提示ではなく、トラブルを未然に防ぐための契約の要といえる重要な書類です。

ここでは、後々のトラブルを防ぐために記載すべき必須項目や追加費用の扱い、そして特急対応時のルールについて具体的に解説します。

明確な基準を持ってクライアントと交渉し、プロフェッショナルとして信頼される関係を築きましょう。

作業範囲と修正回数を明記した見積書の必須項目

見積書の必須項目とは、提供するデザイン業務の内容と条件を詳細に記し、お互いの認識のズレをなくすための記述事項です。

「Webデザイン一式」のような曖昧な書き方は避け、「トップページデザイン案作成(PC/SP版各1案)」のように具体的に記述して範囲を限定します。

以下の表に、トラブルを防ぐために必ず記載しておくべき項目をまとめました。

相談者

どんな項目を入れると後で揉めないの?

〈作業範囲と修正回数の制限を明確に記述することが、自分の身を守る盾となります。

「ここまでが料金内」という線引きをはっきりさせましょう。

曖昧な点を残さずに記述することで、クライアントも安心して発注できます。

著作権譲渡や素材購入費など追加費用の扱い

追加費用とは、基本的な制作費以外に発生する実費や、権利関係の手続きに伴うオプション料金のことです。

Adobe StockShutterstockなどの有料素材を使用する場合の実費や、成果物の著作権を譲渡する場合の費用を事前に提示して合意を得ます。

後から請求してトラブルになるのを防ぐため、以下の項目を見積もりに含めましょう。

相談者

あとから追加料金を請求しにくい雰囲気があるときは?

〈最初から「オプション」として見積書に記載しておけば、必要になった際にスムーズに請求できます。

クライアントの選択肢として用意しておきましょう。

追加費用のルールを最初に提示し、予算内での調整を促します。

納期短縮や特急対応による割増料金の目安

特急対応とは、通常よりも短い期間での納品を求められた際に適用する割増料金です。

通常なら2週間かかるWebデザイン案件を1週間で納品する場合、総額の20%〜50%程度を上乗せして優先順位を上げます。

自分のスケジュールと心身の健康を守るため、以下の基準を参考に料金を設定してください。

相談者

断りきれずに無理な納期で受けてしまうことが多いかも。

〈特急料金表を提示するだけで、クライアント側がスケジュールを見直してくれることもあります。

安易な安売りを防ぐ効果も期待できるのです。

無理な依頼には正当な対価を求め、プロとしての価値を維持します。

クライアントに根拠を示して納得させる説明方法

根拠の説明とは、提示した見積金額が適正であることを論理的なデータや計算式を用いて証明するプロセスです。

単に「相場です」と伝えるだけでなく、「作業時間×時間単価」の内訳や、クラウドワークスなどの公開データと比較して妥当性を示します。

クライアントに納得してもらい、円滑に受注するための交渉ポイントを整理しました。

相談者

「予算がない」と言われたときの返し方がわからない。

〈機能やページ数を減らす代替案を提示し、単価自体は安易に下げない姿勢を見せましょう。

質を落とさずに範囲を調整するのがコツです。

客観的な根拠を持って交渉し、双方が納得できる契約を目指します。

自身の単価表を作成して適正価格で受注する手順

自身の価値を正しく評価し、クライアントに納得してもらうためには、事前の準備と提示する根拠が不可欠です。

ここでは、自分のスキルに基づいた価格表の作成から、ポートフォリオへの掲載、契約書の準備、そして実際のヒアリングまでの一連の流れを解説します。

適正価格で受注する仕組みを作ることで、無理な値下げ交渉を未然に防ぎましょう。

自分のスキルと相場を照らし合わせた価格表の作成

価格表とは、単なる料金リストではなく、自分のスキルレベルと市場価値を客観的に示す指標です。

実務経験が3年以上の中級デザイナーであれば、時間単価4,000円から6,000円を目安に設定し、修正回数や著作権譲渡の有無による追加料金も設定します。

相談者

自分の適正価格が本当に合っているのか不安

〈市場相場と自分の作業時間を掛け合わせれば、根拠のある数字が出せます。

他者の単価もリサーチして微調整しましょう。

基準が明確であれば、自信を持って見積もりを提示できます。

ポートフォリオサイトへの料金目安と実績の掲載

ポートフォリオサイトは、作品を見せるだけでなく、クライアントが発注を検討するための重要な判断材料です。

過去の実績に「制作期間2週間」「参考価格15万円」といった具体的な数字を併記することで、依頼者は予算感やスケジュールのイメージを把握します。

相談者

料金を書くと高いと思われて依頼が来なくなりそう

〈事前に価格感を知ってもらうことで、ミスマッチを防げます。

予算が合う質の高いクライアントが集まりますよ。

透明性の高い情報開示は、クライアントからの信頼獲得に繋がります。

契約書や発注書を用意して取引の安全性を確保

取引における契約書や発注書は、口約束によるトラブルを防ぎ、双方の権利を守るための命綱です。

特にフリーランスデザイナーは、修正回数の上限や著作権の取り扱い、支払サイトなどを書面で明確にすることで、予期せぬ工数増加や未払いリスクを回避します。

書面での合意形成を徹底することで、安心して制作に集中できます。

クライアントの予算感をヒアリングして提案する流れ

ヒアリングは単に要望を聞くだけでなく、クライアントの隠れた予算感を探り、最適なプランを提示するための商談です。

「予算はいくらですか」と聞くよりも、「Aプランなら20万円、Bプランなら40万円ですが、どちらのイメージに近いですか」と選択肢を提示することで、相手の予算範囲を自然に特定します。

相手の状況に合わせた柔軟な提案が、成約率を大きく高めます。

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この記事を書いた人

Webマーケティング歴10年。中小企業のWeb集客・デジタル戦略を支援し、SEO・広告・サイト改善による問い合わせ増加を専門とする。

「中小企業が無駄な広告費をかけず、効果的に集客できるWeb戦略を発信したい」という想いから、「デジタル戦略ナビ」を立ち上げる。
Webが苦手な経営者でも実践できる戦略を分かりやすく解説し、売上につながるデジタル活用を提案する。

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