【定義】EFO対策とは何か|入力フォーム最適化でフォーム離脱を減らし入力完了率とコンバージョン率を上げる方法

フォームの成果を伸ばすなら、まずフォーム離脱を減らして入力完了率を上げるEFO対策が重要です。

この記事では、EFOとは何かを定義から整理し、コンバージョン率を上げるために「何を改善し、どう計測して、どう検証するか」までを一気通貫で解説します。

相談者

流入はあるのに、資料請求フォームでの離脱が多くて、どこから直せばいいの?

編集長

EFO改善は、指標の計測設定で原因を特定し、項目削減・エラー改善・入力補助・確認画面見直し・スマホ最適化を優先度順に実行すると成果が出ます。

目次

フォーム離脱を防ぎ成果を出すEFO対策の定義とコンバージョン改善効果

EFO対策(入力フォーム最適化)は、Webサイトの成果を最大化するために最も即効性があり、重要な施策です。

入力フォーム最適化の基礎知識、サイト改善全体における位置づけ、そして実施することで得られる高い費用対効果について解説します。

正しい定義を理解することが、コンバージョン改善への第一歩です。

入力フォーム最適化(EFO)の基礎知識

EFO(Entry Form Optimization)とは、Webサイトの入力フォームにおけるユーザーのストレスを取り除き、入力完了率フォーム完了率)を最大化するための施策のことです。

入力項目の多さや分かりにくいエラー表示などでユーザーが離脱することを防ぎ、スムーズに申込みや問い合わせを完了できるように改善します。

相談者

EFO対策って、具体的に何をするの?

編集長

入力フォーム最適化は、入力を簡単にしてユーザーの手間を減らす改善です。

項目を減らしたり、入力補助機能を追加したりして、スムーズな送信を促します。

ユーザーはフォーム入力に強いストレスを感じており、少しでも「面倒だ」と感じれば即座に離脱します。

サイト改善(CRO)とEFOの違いと関係性

EFOは、CRO(Conversion Rate Optimization:サイト改善によるコンバージョン率最適化)の中に含まれる、最も具体的で効果が見えやすい施策です。

CROがサイト全体の回遊や訴求内容を最適化するのに対し、EFOはユーザーが「申込み意思」を持った最終段階であるフォーム部分に特化して改善を行います。

EFOはゴール直前の「ラストワンマイル」を整備する役割を担います。

コンバージョン率に直結する高い費用対効果

EFO対策は、広告費を増やして集客数を増やすよりも、遥かに低いコストでコンバージョン率(CVR)を向上させ、購入率改善申込み率改善を実現します。

すでにフォームまで到達しているモチベーションの高いユーザーを逃さず獲得するため、獲得単価(CPA)を下げながら件数を増やすことが可能です。

集客にお金をかける前に、まずフォームでの取りこぼしを防ぐことが鉄則です。

現状把握に欠かせないフォーム分析の主要指標と計測設定

改善を始める前に、現在のフォームがどのような状態にあるのかをフォーム分析によって数値で把握することが不可欠です。

入力開始率入力完了率の算出方法、離脱率改善のためのエラー特定、そして正確なタグ設計について解説します。

感覚ではなく定量データに基づいた改善が、成功への近道です。

フォーム到達者の入力開始率と入力完了率の算出

フォーム分析において最初に見るべき重要指標は、フォームページに訪れたユーザーが実際に入力を始めた「入力開始率」と、最後まで完了した「入力完了率」です。

Googleアナリティクス 4 (GA4) などの解析ツールを使用し、これらの数値を算出することで、フォーム自体に魅力がないのか、入力の途中で躓いているのかを判断します。

相談者

入力完了率だけ見れば改善できるの?

編集長

完了率だけでは、原因が「見た目」なのか「入力のしにくさ」なのか分かりません。

入力開始率もあわせて計測し、離脱が起きている段階を特定しましょう。

2つの指標を比較することで、デザインを見直すべきか、項目を減らすべきかの判断がつきます。

離脱原因となるエラー発生率と入力エラーの特定

多くのユーザーが離脱する直接的な原因は、入力中に発生する入力エラーであり、「エラー発生率」を項目ごとに特定することが重要です。

「必須項目なのに入力していない」「全角半角の間違い」など、どの項目でエラーが多発しているかを計測し、優先的に改善すべき箇所を洗い出します。

エラーが頻発する項目こそが、ユーザーの心を折っている最大の要因です。

ユーザーが離脱する箇所を見つけるステップ別離脱

ステップ別離脱分析を行い、入力画面、確認画面、完了画面のどの遷移タイミングでユーザーがいなくなっているかを可視化します。

特に入力画面から確認画面への遷移率が低い場合は入力負荷が高すぎること、確認画面から完了画面への遷移率が低い場合は確認画面での情報提示に問題があることを示唆します。

ECサイトの「カゴ落ち」と同様に、どこで落ちたかを知ることで対策が明確になります。

正確なデータを集めるタグ設計とイベント計測

精度の高いフォーム分析を行うためには、Googleタグマネージャー (GTM) などを活用した正確なタグ設計イベント計測の設定が欠かせません。

入力項目のフォーカス(focus)、エラー表示(error)、確認ボタンクリック(click)などのイベントを取得し、ユーザーの微細な動きをデータとして蓄積します。

データ計測の基盤が整って初めて、効果的なEFO改善が実現します。

入力完了率とコンバージョン率を上げる5つの具体的EFO改善施策

数値を把握したら、次は入力完了率コンバージョン率を劇的に改善するための具体的な5つの施策を実行します。

入力項目削減、エラー表示の改善、入力補助の導入、確認画面廃止、そしてスマホ最適化について解説します。

これらを一つずつ実装することで、フォーム離脱は確実に減少します。

必須項目の絞り込みによる入力項目削減の徹底

最も効果が高いEFO対策は、ユーザーの負担そのものを減らす「必須項目の絞り込み」と「入力項目削減」の徹底です。

取得したい情報を詰め込むのではなく、コンバージョン時点で最低限必要な情報(氏名、メールアドレス、電話番号など)だけに厳選し、任意項目は思い切って削除します。

相談者

営業部が「もっと詳しい情報が欲しい」と言う場合は?

編集長

初回コンバージョンを優先するため、まずは連絡先だけに絞るべきです。詳細情報は、申込み率改善後にメールや商談でヒアリングしましょう。

項目が一つ減るごとに、コンバージョン率は確実に向上します。

迷わせないエラーメッセージとリアルタイムエラー表示

ユーザーが入力した瞬間に判定を行うリアルタイムエラー(バリデーション)を導入し、エラーメッセージを具体的かつ親切な内容に改善します。

送信ボタンを押した後に大量のエラーが表示される仕様は最悪であり、入力中に「何が間違っているか」「どう直せばいいか」をその場で伝えることが重要です。

ユーザーを叱るのではなく、ゴールまで導くためのナビゲーションとしてメッセージを設計します。

郵便番号やふりがな等の入力補助による負荷軽減

郵便番号自動入力ふりがな自動入力、Google Chromeなどのオートコンプリートに対応した入力補助機能を実装し、キーボード入力の手間を極限まで減らします。

特に住所などの長い文字列は入力ミスが起きやすいため、システムによる自動補完を活用してユーザーの負荷を軽減します。

便利な機能を提供することは、ユーザーへの「おもてなし」であり、フォームの質を高めます。

確認画面廃止やステップ数削減の検討

ページ遷移は離脱の大きな要因となるため、入力後に挟まる確認画面を廃止し、ステップ数削減を行うことを検討します。

特に資料請求やメルマガ登録などの簡易的なフォームでは、入力画面の下部に送信ボタンを配置するワンページフォーム化することで、テンポよく完了まで誘導します。

ユーザーは「早く終わらせたい」と思っているため、不要なステップはすべて排除します。

モバイル対応を前提としたスマホ最適化とUI設計

BtoB、BtoCを問わずスマートフォンの利用率は高いため、モバイル対応を前提としたスマホ最適化フォームUIの設計が必須です。

指でタップしやすい大きさの入力欄やボタン、電話番号入力時に自動で数字キーパッドを表示するなどのフォームUXへの配慮が、スマホユーザーの離脱を防ぎます。

PC画面をそのまま縮小しただけのフォームは使い物にならないため、スマホ専用の使い勝手を追求します。

効率的に改善を進めるためのEFOツール選定とEFO費用の相場

自社開発のリソースがない場合や、スピーディーに高度な機能を実装したい場合は、EFOツールの導入が効果的です。

ツール導入と自社開発の比較、EFO費用EFO料金の相場、EFO代行EFO支援の活用法、そしてセキュリティについて解説します。

組織の状況に合わせて、最適な手段を選定します。

スピード重視のEFOツール導入と自社開発の比較

EFOツールはタグを設置するだけで入力補助や分析機能を即座に導入できるスピード感が強みですが、自社開発はカスタマイズ性が高いという特徴があります。

開発エンジニアのリソースが不足している場合や、まずはテスト的に機能を試したい場合は、ツール導入が圧倒的に有利です。

相談者

ツールを入れるとサイトが重くならない?

編集長

タグの読み込みにより多少の影響はありますが、最近のツールは軽量化されています。入力完了率向上のメリットが速度低下のリスクを上回るか検証しましょう。

機会損失を防ぐ時間を買うという意味で、ツールは強力な選択肢です。

EFO料金体系と初期費用や月額費用の判断基準

EFOサービスの料金体系は様々であり、初期費用無料のものから月額数万円〜数十万円のプロ向けツールまで幅広いため、EFO費用の相場を理解しておく必要があります。

機能の豊富さ(スマホ最適化機能の有無など)、サポート体制、PV数による従量課金かどうかを確認し、予算内で最大の効果が得られるサービスを選びます。

高いツールが良いとは限らないため、必要な機能だけが揃っているかを見極めます。

リソース不足を補うEFO代行やEFO支援の活用

社内にWeb担当者が少ない場合や、専門的な知見が不足している場合は、EFO代行やコンサルティングを行うEFO支援、専門のEFO会社を活用することも一つの手です。

現状のフォーム分析から課題の特定、改善案の立案、実装、効果検証までをプロに一任することで、確実な成果とノウハウが得られます。

外部リソースをうまく使うことで、社内リソースをコア業務に集中させることができます。

個人情報の取り扱いやセキュリティへの配慮

EFO導入において最も注意すべき点は、ユーザーの個人情報を取り扱う上でのセキュリティとプライバシーへの配慮です。

導入するEFOツールが入力内容をサーバーに保存しない仕様であるか、通信が暗号化されているかなどを確認し、情報漏洩リスクを徹底的に排除します。

セキュリティへの配慮は、企業の信頼を守るための最低条件です。

組織でEFO対策を成功させるための継続的な運用と検証プロセス

EFO対策は一度改修して終わりではなく、継続的に検証と改善を繰り返すプロセスそのものです。

開発チームとの連携方法や、ABテストを用いた勝ちパターンの蓄積について解説します。

組織全体で改善に取り組む体制を作ることが、長期的な成果に繋がります。

開発チームへの数値に基づいた改善提案と連携

マーケティング担当者が開発チームに改修を依頼する際は、「使いにくい気がする」という感覚ではなく、具体的な数値に基づいた改善提案を行うことが連携の鍵です。

エラー発生率が高いこの項目を直せば、コンバージョン率がXX%改善する見込みがある」と論理的に説明し、開発の優先順位を上げてもらいます。

相談者

エンジニアになかなか動いてもらえない時は?

編集長

期待されるビジネスインパクト(売上増加額など)を数字で示しましょう。共通の目標を持つことで、開発チームも協力しやすくなります。

数字は職種の壁を越える共通言語であり、スムーズな協力を引き出します。

ABテストによる勝ちパターンの蓄積と仮説検証

効果的なEFO改善を行うためには、Googleオプティマイズ(または後継ツール)などを用いてABテストを繰り返し、仮説検証を行うことが重要です。

「ボタンの文言は『送信』か『申し込む』か」「必須項目のマークは赤か黒か」など、細かい要素をテストして勝ちパターンを見つけ、自社の資産として蓄積します。

小さな改善の積み重ねが、最終的に大きな成果の違いを生み出します。

現状把握に欠かせないフォーム分析の主要指標と計測設定

EFO対策の成功は、改善策を実行する前の正確な現状分析にかかっています。

ここでは、フォーム到達者の行動を可視化する指標や、離脱の原因を特定するための計測設定の手順について解説します。

開発チームに改修を依頼する際も、明確な数値根拠があればスムーズに連携可能です。

フォーム到達者の入力開始率と入力完了率の算出

入力開始率とはフォームを訪れた人が入力を始めた割合、入力完了率(フォーム完了率)とはそのうち送信まで完了した割合のことです。

たとえば、フォーム到達数が1,000件でも入力開始率が20%しかなければ、800人は見ただけで離脱しているという事実が見えてきます。

相談者

入力完了率はどれくらいを目指せばいいの?

編集長

まずは現状の数値を把握し、そこから1.2倍の改善を目指すのが現実的です。業界平均よりも自社の過去データとの比較を重視して目標を立てましょう。

これら2つの指標を定点観測することで、施策の効果を正確に検証します。

離脱原因となるエラー発生率と入力エラーの特定

エラー発生率とは、入力内容に不備がありエラーメッセージが表示された回数や頻度のことです。

1回の入力で3回以上エラーが出ると、ユーザーのモチベーションは急激に下がり、カゴ落ちの直接的な原因になります。

相談者

エラーが多い項目はどうやって見つけるの?

編集長

Googleアナリティクスなどのツールでイベント計測を設定すれば特定可能です。特定の項目にエラーが集中している場合がほとんどですので、そこを重点的に直します。

ユーザーがつまずいている具体的な項目を突き止め、入力補助や注意書きの改善でエラーを未然に防ぎます。

ユーザーが離脱する箇所を見つけるステップ別離脱

ステップ別離脱とは、入力・確認・完了といったプロセスごとの通過率を分析する手法です。

特に入力画面から確認画面への遷移率が50%を下回る場合、入力項目の多さや複雑さが大きな障壁になっていることがわかります。

相談者

確認画面で離脱する人が多いのはなぜ?

編集長

入力内容に間違いを見つけて修正するのが面倒だと思われたりします。
最近では確認画面を廃止し、入力画面で完結させるワンページフォームも有効です。

ゴール直前での離脱ポイントを解消し、コンバージョン率の底上げを図ります。

正確なデータを集めるタグ設計とイベント計測

正確なデータを取得するためには、ツール導入だけでなくタグ設計イベント計測の要件定義が欠かせません。

Googleタグマネージャーなどで「エラー表示」や「確認ボタンクリック」をイベントとして設定し、ユーザーのつまずきを定量的に計測します。

相談者

計測設定はエンジニアに依頼すべき?

編集長

要件定義は担当者が行い、実装はエンジニアと連携するのがスムーズです。

「何を」「なぜ」測りたいかを明確にしてから依頼すると、手戻りを防げます。

正しい計測環境を整えることで、EFO改善施策のABテストや効果検証の精度を高めます。

入力完了率とコンバージョン率を上げる5つの具体的EFO改善施策

フォームからの離脱を防ぎ、確実に成果へつなげるためには、ユーザーの心理的・物理的な負担を取り除く施策の実行が重要です。

ここでは、項目削減やエラー表示の改善、スマホ最適化など、即効性が高く効果的な5つの改善手法を詳しく解説します。

それぞれの施策におけるポイントを理解し、優先順位をつけて対策を進めましょう。

必須項目の絞り込みによる入力項目削減の徹底

入力項目削減とは、ユーザーに求める情報を必要最小限に厳選し、入力完了までのハードルを下げる施策です。

項目数を1つ減らすだけでも入力完了率は向上する傾向にあり、まずは必須項目を3〜5個程度まで絞り込むことが理想的と言えます。

相談者

営業部門から、もっと顧客情報を取ってほしいと言われたらどうするの?

編集長

初回はリード獲得を優先し、商談やナーチャリング段階で詳細を聞くよう調整します。

ハードルを下げて母数を増やすことが先決だとデータで説明しましょう。

ユーザーの時間を奪わず、最低限の情報でコンバージョンを完了させます。

迷わせないエラーメッセージとリアルタイムエラー表示

リアルタイムエラー表示とは、ユーザーが入力した直後に内容を判定し、その場で即座にフィードバックを行う機能です。

すべて入力し終えてからエラーが一斉に出ると離脱率は高まるため、入力中に「OK」や「修正が必要」であることを伝えて安心させます。

相談者

エラーメッセージは、どのように書けばユーザーに親切なの?

編集長

「何が間違いか」だけでなく「どう直すべきか」を具体的に示します。

「入力形式が正しくありません」ではなく、「ハイフンなしで入力してください」と解決策を提示しましょう。

ユーザーがストレスを感じることなく、迷わずスムーズに修正できる環境を整えます。

郵便番号やふりがな等の入力補助による負荷軽減

入力補助とは、システムが自動で情報を補完したり、入力しやすい形式に変換したりして、ユーザーの手間を減らす仕組みです。

郵便番号を入力するだけで住所が自動反映されれば、住所入力にかかる工数や時間を約半分以下に大幅短縮できます。

相談者

入力補助機能を入れると、動作が重くならない?

編集長

スクリプトの読み込みで多少影響することはありますが、問題ない範囲です。

入力の快適さが速度の影響を上回るため、導入するメリットの方が断然大きいです。

自動化できる部分はシステムに任せ、ユーザーの操作負担を最小限に抑えます。

確認画面廃止やステップ数削減の検討

ステップ数削減とは、入力開始から完了画面に到達するまでの画面遷移回数を減らし、ゴールまでの距離を物理的に縮める手法です。

確認画面を挟むことで離脱が増えるケースも多く、特に入力項目の少ないフォームやスマートフォンでは確認画面廃止が非常に効果的です。

相談者

確認画面がないと、ユーザーが誤送信を心配して不安にならない?

編集長

入力画面の送信ボタン付近で内容を確認できるようにすれば問題ありません。

修正の手間も省けるため、むしろスムーズに完了できてユーザー満足度は上がります。

画面遷移による離脱リスクを徹底的に排除し、最短ルートでコンバージョンへ導きます。

モバイル対応を前提としたスマホ最適化とUI設計

スマホ最適化とは、画面サイズの小さなスマートフォンでもストレスなく操作できるよう、UIデザインや入力仕様を調整することです。

BtoB商材であってもスマホ経由のアクセスは増えており、指でタップしやすいようボタンサイズを44px以上にするなどの配慮が欠かせません。

相談者

キーボードの種類まで気にする必要があるの?

編集長

電話番号なら数字キー、メールアドレスなら英字キーが出るように設定します。

入力モード切り替えの手間を省くだけで、ユーザーの入力ストレスは大きく軽減されます。

ユーザーの利用環境に合わせて細部まで調整し、快適な入力体験を提供します。

効率的に改善を進めるためのEFOツール選定とEFO費用の相場

改善スピードを早めて成果を最大化するには、自社の状況に合ったEFOツール選定が極めて重要です。

ここでは、スピード重視のEFOツール導入と自社開発の比較や、具体的なEFO費用の相場について解説します。

開発リソースや予算を考慮し、最適な手段を選択してください。

スピード重視のEFOツール導入と自社開発の比較

EFOツール導入とは、ベンダーが提供する入力支援機能を活用して、開発工数をかけずにフォーム最適化を実現する方法です。

自社開発では実装に1ヶ月以上かかる機能も、ツールであればタグを設置するだけで最短即日から利用可能になります。

それぞれの特徴を比較して、導入の判断材料にします。

相談者

開発リソースが確保できない時は、ツールのほうが早いの?

編集長

スピード重視のEFOツール導入なら、タグ設置のみで最短即日から開始できます。

工数を大幅に削減して、機会損失を最小限に抑えましょう。

開発チームのリソース状況を確認し、優先度に応じて使い分けます。

EFO料金体系と初期費用や月額費用の判断基準

EFO料金体系は、導入時にかかる初期費用と、利用期間中に発生する月額費用の2つで構成されるのが一般的です。

EFO費用の相場は、初期費用が3万円から10万円、月額費用はフォームのPV数(ページビュー数)に応じて1万円から5万円程度で変動します。

見積もり比較の際は、以下の要素が含まれているかを確認します。

相談者

見積もりを取る際、金額以外に何を見て判断すればいいの?

編集長

EFO料金に見合ったサポートや機能制限があるかを確認します。

安さだけでなく、必要な機能が揃っているかを重視して判断してください。

コストと機能のバランスを見極め、費用対効果の高いプランを選定します。

リソース不足を補うEFO代行やEFO支援の活用

EFO代行やEFO支援とは、現状分析から施策の立案、実装、効果検証までを専門のEFO会社やコンサルタントに一任するサービスです。

社内にノウハウがない場合でも、専門家の知見を活用することで、コンバージョン率改善の確度を高められます。

外部リソースを活用するメリットを整理します。

相談者

社内にノウハウがない場合、全部お任せできるの?

編集長

リソース不足を補うEFOサービスを活用すれば、丸投げに近い形でも成果が出ます。

ただし、社内に知見が蓄積されるような契約形態を選んでください。

外部パートナーと連携し、組織全体のEFO対策レベルを引き上げます。

個人情報の取り扱いやセキュリティへの配慮

EFO対策におけるセキュリティへの配慮とは、ユーザーが入力する氏名や住所などの個人情報を適切に保護するための必須要件です。

EFOツールを選定する際は、入力されたデータがツール側のサーバーに保存されない仕組みであるかを必ず確認します。

安全性を担保するためにチェックすべき項目を挙げます。

相談者

外部ツールを使うと、顧客情報が漏洩しないか心配です

編集長

個人情報の取り扱いやセキュリティ基準を満たしたツールを選定します。

第三者認証を取得している信頼できるEFO会社なら安心ですね。

顧客の信頼を損なわないよう、セキュリティ面でも万全の対策を講じます。

組織でEFO対策を成功させるための継続的な運用と検証プロセス

EFO対策を成功へ導く鍵は、一過性の施策で終わらせない継続的な運用です。

本項では、数値を用いた開発チームへの提案方法と、確実な成果につなげるABテストの検証プロセスについて解説します。

組織全体で共通の指標を持ち、改善サイクルを回し続ける体制を構築します。

開発チームへの数値に基づいた改善提案と連携

開発チームとの連携において最も重要なのは、修正依頼の根拠を主観ではなく客観的な数値データで示すことです。

「入力しにくい」といった感覚的な意見ではなく、「エラー発生率が12%あり、離脱の4割を占めている」と具体的な数字で伝えて説得します。

開発チームへ提案を行う際は、以下の比較表を参考に依頼内容を構成します。

相談者

開発チームに修正を依頼しても、優先度が低いと言われて後回しにされてしまうの……

編集長

開発リソースを確保するには、改善による期待効果を具体的な数値で示します。

損失しているコンバージョン数を提示し、事業へのインパクトを伝えましょう。

明確な根拠に基づく提案が、スムーズな実装と強固な協力関係を築きます。

ABテストによる勝ちパターンの蓄積と仮説検証

ABテストとは、オリジナルと改善案を同時に走らせて効果を比較し、より高い成果が出るパターンを実証する手法です。

変更箇所は1つに絞り、2週間から1ヶ月程度の期間をかけて、統計的に信頼できるデータを収集します。

EFOツールやGoogleオプティマイズなどを活用し、以下の要素を重点的に検証します。

相談者

ABテストの結果は、どのように判断すればいいの?

編集長

入力完了率やコンバージョン率が高い方を、迷わず採用します。

結果を記録してナレッジとして蓄積し、次の改善施策に活かしましょう。

検証と改善を繰り返すことで、自社サイトにおける確実な勝ちパターンが蓄積されます。

まとめ

フォームの成果を伸ばすなら、EFOとは入力フォーム最適化のことで、フォーム離脱を減らして入力完了率を上げることがコンバージョン率の改善に直結します

まずはタグ設計とイベント計測を整えてフォーム入力のどこで落ちているかを数値で特定し、入力項目削減と入力補助から着手してABテストで改善を積み上げてください。

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この記事を書いた人

Webマーケティング歴10年。中小企業のWeb集客・デジタル戦略を支援し、SEO・広告・サイト改善による問い合わせ増加を専門とする。

「中小企業が無駄な広告費をかけず、効果的に集客できるWeb戦略を発信したい」という想いから、「デジタル戦略ナビ」を立ち上げる。
Webが苦手な経営者でも実践できる戦略を分かりやすく解説し、売上につながるデジタル活用を提案する。

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